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Framework

Author:Framework
関西で活動している
バーバーショップ・カルテット

Tenor:くらっち
Lead:ぽっぺん
Baritone:まさき
Bass:ばす

歌と酒をこよなく愛する
4人のおじさんたちのブログです

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日曜大工!
これは我が家の台所のいすです。
変身まえ
よく見ると(そうしなくても)座面のカバーは汚れてるし、なんだか座り心地もいまいち。
きっと中のスポンジが古くなってるんだろうな・・・。
ということで、ツーバイ材をつかってリフォームに挑戦してみました。

変身後

ホームセンターで買ってきた材料を切ってならべただけですが、いいんちゃう!?
と自己満足中です。
でも、我が家は4人家族、あと3脚つくるのか(先は長いな)・・・。
今日はここまで!

by まさき

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daily | 17:28:46 | Trackback(0) | Comments(1)
黒人霊歌、ミュージカル ハイライト/小澤征爾、東京混声合唱団

1959年にブザンソン指揮者コンクールで優勝、1960年にタングルウッド音楽祭でクーセヴィツキー賞を受賞、1961年にはニューヨークフィルの副指揮者就任と小澤征爾が華々しくデビューした頃に録音された貴重な音源。翌62年には社会的騒動となったいわゆる小澤事件(N響の演奏会ボイコット)が起こり、活動の場を日本から海外へと移していきます。その後の活躍は皆さんよくご存知ですよね。古い録音なので音質はよくありませんし、合唱団の英語の発音は最悪です。ところが面白いのは黒人霊歌「誰も知らない私の悩み」「ゆれるよ幌馬車」のアレンジがなんとRoger Wagnerなのです。それだけでもこの音源は貴重だと思うのですが、その演奏が実に興味深い。本家のRoger Wagner Choraleとは全然違うアプローチでこれらの曲の持つ魅力を引き出すその音楽性の高さに感心させられます。ちなみにミュージカルナンバーの編曲は南安雄さん(合唱関係者なら「日曜日」や「チコタン」の作曲者といえばおわかりでしょう)。タワーレコードとビクターのオリジナル企画によるもので、何と1枚1,000円!お好きな方はぜひコレクションに加えてみて下さい。オススメです。

【曲目】
1. 「黒人霊歌」
 誰も知らない私の悩み/海を渡れ/ドライ・ボーンズ/ゆれるよ幌馬車/
 少年ダビデよ竪琴ならせ/主はダニエルを救い給う/イエスのもとにのがれよう/
 人皆祈りぬ/時には母のない子のように/ゆけ、モーゼ
2. 「ミュージカル・ハイライト」
 おお美しき朝~オクラホマより/サマータイム~ポーギーとベスより/
 セプテンバー・ソング~ニッカポッカ・ホリディより/
 君はわがすべて~ベリー・ウォーム・フォー・メイより/バリ・ハイ~南太平洋より/
 トゥナイト~ウェストサイド物語より/人生はひとりじゃない~回転木馬より
【演奏】
小澤征爾(指揮)、東京混声合唱団
ビクター・アンサンブル(1)
原信夫とシャープ&フラッツ(2)
【録音】
1)1961年9月8日 ビクター第1スタジオ
2)1961年 文京公会堂 (ライヴ)

by ぽっぺん

my favarite | 17:25:37 | Trackback(0) | Comments(0)
まほうびん記念館
 まほうびん記念館に行ってきました。地下鉄谷町線・堺筋線「南森町」・JR東西線「大阪天満宮」から徒歩約10分のところにある象印マホービン本社の1Fにあります。この記念館はいつもぽっぺんにいろいろ大阪の旨いものを教えてくれる先輩がつくったもので、是非一度見に来るようにと以前からお誘いを受けていたのでした。ちなみにこの先輩は岩下志麻さん演じる象印婦人シリーズなどのTVCMを手がけてきた方です。
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 魔法瓶の開発の歴史と昔から現在に至る象印の主要な製品の展示が中心で、映像資料として昔の象印のCMなどが見られます。“真空”の特徴が分かるちょっとした体験コーナーなどもあって、小学生にも楽しめるように工夫されています。昔の象印の製品のコーナーでは「これ家にあった!」と、当時の生活や思い出がよみがえってきて、貧しさから脱却して経済成長していった日本の戦後史を、庶民の生活の視点から見直せる内容になってます。
 こうやって見てみると象印の製品は常に私たちの生活の中から生まれ、私たちが背伸びすることなく、ちょっぴり便利で豊かな生活を味わうことができる本来の意味でのGoodsをつくってきたのだなあと感心しました。そういう意味で(松下もそうだけれど)本当に“大阪らしい会社”だと思います。無料ですのでお暇なときにぜひ一度のぞいてみて下さい。ただし、開館時間は平日の10:00~12:00と13:00~16:00、事前予約制(Tel.06-6356-2340)になっていてベテランの社員の方が丁寧に説明してくれるので、突然行っても入れないのでご注意!

by ぽっぺん

daily | 12:09:03 | Trackback(0) | Comments(0)
パイナップル・ジュース
しいたけチップスに続いて“いただきもの”第二弾。
まさきさんの奥様からいただいた“順造選 ゴールデンパイナップル
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このジュース、ただものではありません。もちろん添加物一切なしの果汁100%。ぽっぺんが子どもの頃は、パインジュースといえば紙コップの自動販売機(てっぺんでジュースが噴水のようにわき出しているヤツ)でオレンジジュースと双璧の定番でした。あのパイナップル缶詰のシロップのような安っぽい味は何とも懐かしいのですが、こいつはそれとは全く別物。口に含むと最初はその懐かしい味を彷彿とさせる風味が広がります。しかしこのジュースがスゴイのはその後。まるで生のパイナップルをいただいたときのような風味が再現されます。芳醇、濃厚、まったりとした舌ざわり…まさに絶品です。夏季限定で8月末までの商品だそうです。パインのほかにもたくさんの種類があって、どれも味わってみたいものばかりです。ただこしのパインジュース、あまりのおいしさについたくさん飲んでしまうのですが、飲み過ぎるとお腹が緩くなることもあるのでほどほどに!

by ぽっぺん

gourmet | 21:24:06 | Trackback(0) | Comments(1)
しいたけチップス
このブログに時々コメントを寄せて下さる秋泉さんから、台湾旅行のお土産をいただきました。その名も“しいたけチップス”。さっそく箱を開けてみると、想像していたのとは全然違うものが現れてちょっとビックリ!(@_@;)
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チップスというからにはポテトチップスみたいなうすーいパリパリなものをイメージしていたのですが、なんとほとんど原型を留めたヤツがごろごろ入っています。見た目は干ししいたけそのもの。食感はサクッとしていて味は薄い塩味(おっとっとに近い?)、噛みしめるとほんのり甘くしいたけの香りが広がります。癖になる味で、私ははまってしまいましたが、しいたけが苦手の人には最悪かもしれません。秋泉さんは仕事の傍ら染織家としても活動されていて、日本新工芸展で奨励賞を受賞するほどの腕前なのです。“中国茶”への造詣も深くて、わたしも時々休憩時間にお相伴にあずかります。今回はお茶を求めての台湾旅行だったようですね。

by ぽっぺん

gourmet | 12:15:23 | Trackback(0) | Comments(1)
勝浦ツアーの写真
ここで紹介した勝浦ツアーの様子をまとめたアルバムをFramework Official Websiteにアップしました。ブログに載っていない写真もありますので、ぜひご覧下さい。(^_^)v

by ぽっぺん

framework | 20:34:04 | Trackback(0) | Comments(1)
道の駅(勝浦ツアーその12)
海中公園を出て、一路大阪へ。途中で道の駅によって御飯を食べたり、ばすさん御用達の海産物問屋「もとや」でお土産を買ったりしました。道は思ったよりも順調で、みんなそんなに遅くない時間には帰宅できました。今回の旅は準備もあまりせずにノリの良さだけで強行した感じでしたが、がっちゃさんをはじめ、たくさんの人たちの人情に触れながら、とっても得難い経験をしたと思います。なによりもお盆のこの時期に家をほったらかして好きなことばかりしている不良おっさんたちを温かく見守ってくれる家族の皆さんに感謝です。また行きたいよ~!
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photo by くらっちょ

daily | 16:35:12 | Trackback(0) | Comments(2)
串本海中公園(勝浦ツアーその11)
kushimotoBkushimotoC楽しかったツアーも最終日。ぽっぺんさんは勝浦駅からバスに乗って実家のある新宮へ帰り、他の3人は車で串本へ移動。まずは橋杭岩で記念撮影。それから串本海中公園で海の中をのぞきました。
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photo by まさき&くらっちょ&ばす

daily | 12:17:59 | Trackback(0) | Comments(0)
縁~ゆかり~(勝浦ツアーその10)
10yukariA.jpgライブの打ち上げは万清楼から車で2分くらいのところにある「」(ゆかり)というお店。勝浦の海と魚を知り尽くしている渡船屋「太師丸」さんが出しているお店で、漁師さんも通うほど地元では有名。今日はがっちゃさんも参加して、近況や昔話に花を咲かせました。がっちゃさんとばすさんは大学は違うけれど同期、がっちゃさんの奥さんとまさきさんの奥さんとは同じ小学校出身、そしてぽっぺんはがっちゃさんの高校の先輩なのでした。

鰯の生姜煮(左)、刺身の盛り合わせ(右)。刺身はイカ、ムロアジ、まぐろetc…一番右上のキャタピラみたいな皮のやつがやたらとうまかったんだけれど名前を忘れてしまいました。(^^;)
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キビナゴの丸干し(左)、ながれこのバター焼き(中)、本マグロのかまのステーキ(右)。ながれこはトコブシのこと。柔らかくてアワビよりもうまい。磯の香りがプンプンします。かまのステーキは見た目はまんまビーフ・ステーキ!ガーリックの香りが食欲をそそるこの店いちおしの絶品です。
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by ぽっぺん

daily | 23:00:18 | Trackback(0) | Comments(1)
LIVE in 万清楼(勝浦ツアーその9)
live1いよいよ今回のツアーのメインイベント、ミニライブです。がっちゃさんをはじめ、地元の“よみがえれ脇仲倶楽部”というコミュニティの皆さんの全面的なご協力で開催することができました。本当にありがとうございました。会場の老舗旅館万清楼は和風の落ち着いた雰囲気。お客さんは町内のお年寄り、万清楼に宿泊しているお客さんなど20人足らずでしたが、和やかな雰囲気でとっても盛り上がってくれました。中には三重県からわざわざ聴きに来てくれた人(ぽっぺんの友だち)もいました。
歌った曲は1)Jezebel、2)Smile、3)Brother, Can You Spare A Dime?、4)Waltz For Debby、5)Once Upon A Time、6)Jeanie With The Light Brown Hair、7)Hold On、アンコールに串本節。予定の曲が終わっても拍手が鳴り止まず、Once Upon A Timeをもう一度歌いました。 (^_^)v
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photo by がっちゃ

daily | 22:30:58 | Trackback(0) | Comments(2)
くじらの博物館(勝浦ツアーその8)
午後から太地の「くじらの博物館」に行きました。捕鯨に関する資料を集めた博物館は日本でも珍しい。(入るといきなり「くじらの×××」が展示してある!デカイ…)骨格標本や実物大の模型があったり、日本の捕鯨の歴史がよく分かる。
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博物館裏手にある湾を利用した天然のプールにはオルカやゴンドウクジラが泳いでいます。ちょうどクジラのショーを見ることができました。博物館前の池にはかめさんが気持ちよさそうに浮かんでいました。お昼ごはんは「クジラの竜田揚げ定食」。
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photo by まさき&くらっちょ&ぽっぺん

daily | 15:40:14 | Trackback(0) | Comments(0)
練習だ!(勝浦ツアーその7)
めちゃめちゃいい天気です。朝食はバイキング♪
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rehearsal7夜のライブに備えて練習だ!練習場は港の近くにあるもう使われなくなった幼稚園をお借りしました。ぽっぺんは寄る年波でなかなか暗譜ができず、結局譜面台を使うことにしました。くらさんごめん。次はガンバルから!
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photo by ぽっぺん&くらっち

daily | 12:20:01 | Trackback(0) | Comments(0)
桂城~かつらぎ~(勝浦ツアーその6)
katsuragiA勝浦に来たので夕食は当然“まぐろ”です。勝浦に住んでいるメンバー共通の友人、がっちゃさんの紹介で、地元の人が食べに行くというまぐろ専門店「桂城」に行きました。今回のツアーはがっちゃさんに何から何までお世話になりました。ありがとうございました。m(_ _)m
ここでは他所では食べられない色々なまぐろ料理が食べられます。地元の人や観光客でいつもいっぱいで、予約しないと入れないこともあるのでご注意!

まず勧められたのが「まぐろ定食」。中身はお刺身、カツ、そぼろ、バター焼き、つみれ汁。これに食べたいものを追加していく。真ん中は新宮の尾崎酒造の地酒、吟醸「那智の滝」。右はコリコリした食感の「胃袋」。
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「心臓の刺身」(左)、「まぐろの生ハム」(中)、「てんみ(頭)」(右)。心臓は砂肝に似にた食感。生ハムはちゃんとスモークされた本格派です。てんみは口に入れた瞬間溶けてしまう!どれもめちゃうまです。
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「ほほ肉のステーキ」(左)、「目玉の生姜煮」(中)、純米酒「勝浦浪漫」(右)。ほほ肉はやわらかいが適度なかみ応えがたまらない。目玉は周りのゼラチンが何とも言えず美味。お酒は先ほどの尾崎酒造の純米酒。辛口です。
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食事を終えて外に出ると、路地のあちこちにまぐろ漁で使うガラス製の“ブイ”に灯りをともしたものが置いてある。幻想的で美しく、何とも言えない風情でした。
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by ぽっぺん

daily | 22:30:56 | Trackback(0) | Comments(1)
ホテル浦島(勝浦ツアーその5)
ホテル浦島に到着。島(実は半島)全体がホテルになっていて、6つの温泉(全て泉質が違う!)がある巨大ホテル。一番有名なのは「忘帰洞」という洞窟温泉。目の前がすぐ海の豪快な温泉です。

チェックインしようとすると何だか様子がおかしい。どうやらホテル側のミスでコンピュータに入力を忘れていた模様…フロントのおにいさんが「申し訳ありません。本日は満室状態で、一つだけ山上館の和室がございますのでそこでよろしでしょうか?」と謝ってくれました。よろしいも何も山上館というのは浦島でも最高級の部屋ばかりのところ。本館の値段で泊まれるのは超ラッキーなことなのです。もちろん眺めは最高です。夕暮れの勝浦湾はとても美しい。

浦島へは勝浦港の桟橋から渡船で渡ります。これもなかなか風情があります。

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photo by まさき、ぽっぺん、くらっちょ

daily | 18:40:59 | Trackback(0) | Comments(1)
那智の滝(勝浦ツアーその4)
新宮でぽっぺんさんと合流し、那智大社へ。高さ日本一(133m)の那智の滝はさすがに雄大。空気も澄んでいて爽やかです。でもまた石段がたくさん…
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photo by ばす&くらっちょ

daily | 16:30:23 | Trackback(0) | Comments(2)
熊野本宮大社(勝浦ツアーその3)
熊野三山の一つ「熊野本宮大社」。けっこうキツイ石段を登って旅の安全とライブの成功を祈りました。
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photo by まさき

daily | 12:50:34 | Trackback(0) | Comments(0)
谷瀬の吊り橋(勝浦ツアーその2)
奈良県の十津川村にある日本一長い谷瀬の吊り橋。全長297m高さ57m。足下は金網でマジで怖い。地元の人は小学生でも自転車で平気でスーッと通っていく!
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photo by くらっちょ

daily | 10:40:02 | Trackback(0) | Comments(2)
出発!(勝浦ツアーその1)
8/14から8/16まで那智勝浦にてFrameworkの合宿、ミニコンサートを行います。今から大阪を出発し五條、十津川を経由して新宮に向かう予定。ぽっぺんさんは一足早く新宮の実家に帰っていて、くらっち、ばす、まさきの3人で出発です。さてさてどんな旅になりますことやら…お楽しみに!
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photo by まさき

daily | 08:00:49 | Trackback(0) | Comments(0)
Simple Pleasures
 「天才たけしの元気が出るテレビ」という番組を覚えていますか?そのテーマソングとして使われていたのが“Don't Worry, Be Happy”という曲。聞いたらすぐに「ああ、あの曲か」と思い出ます。軽快なレゲエのリズムにのせて口笛のイントロがあり、そのあと素朴な男性ボーカルが続くのですが、よく聴くと伴奏も含めて全て人間の“声”なのです。その全てを一人でやっているのがBobby McFerrinというミュージシャン。“声”による表現の可能性を追求し、天才的な歌唱力で素晴らしいパフォーマンスを聴かせてくれます。
 この曲を含むアルバム「Simple Pleasures」(1988)はギター、ベース、パーカッション、ドラムス、ハーモニカにいたるまで全ての音を彼一人で演奏しています。多重録音によるアカペラは山下達郎なんかもやっているけれど、恐らくこのアルバムが最初だろうと思います。歌のうまさもさることながら楽器の音まで再現するそのテクニックは驚異的です。いまでこそボイスパーカッション(ボイパ)は一般的になって教則本まで出ているけれど、初めて聴いたときは本当に衝撃的でした。特に最後の“Sunshine of Your Love”は圧巻です。
 「Simple Pleasures」は大ヒットしてグラミー賞を受賞したのですが、この人の本当の凄さが味わえるのは、「The Voice」(1984)というアルバムです。このアルバムはなんと多重録音を一切せず、伴奏も含めて全てを単声で歌っているのです。1曲目のビートルズのカバー“Blackbird”を聴いただけでだれもが彼の声の魔法にかかってしまうと思います。この曲では鳥の羽ばたきの音や、エコーのような効果まで表現しています。一人でやっているなんて最初はとても信じられませんでしたが、その証拠がこの映像です。

その後、多重録音による演奏をステージで再現するために「Voicestra」というグループを作ったりしていましたが、最近の彼の活動はオーケストラとの共演や指揮、チェロのヨーヨーマとのコラボなど、Jazzよりもクラシック音楽に傾いているようです。彼の父親は黒人ではじめてメトロポリタンオペラと契約した歌手だったそうで、そういうことも関係しているかもしれません。また、学生や若い人を対象にセミナーを開くなど、教育活動にも力を注いでいるようです。
 ちなみにBarbershopでは“Blackbird(正確にはBlackbird Medley)”はAcoustixがレパートリーにしていてます→Acoustix“Blackbird Medley”

by ぽっぺん

my favarite | 12:44:02 | Trackback(0) | Comments(0)
vivid
vivid#card 同僚のHさん(妙齢の素敵な女性)が御堂筋沿いの小さなギャラリーで個展を開いているというので行ってきました。
 彼女は大学時代は銅版画をやっていて、その後は人物や風景を描いていたそうですが、この数年は抽象画を中心に描いておられます。板に白いアクリルを塗ったものに絵の具を流すようにして描いていくのだそうですが、忙しい仕事の合間にこれだけの作品を仕上げるのはさぞかし大変だっただろうと思います。
 即興的に描いているように見えるけれど、実は出来上がりのイメージをしっかり構築してから描き始め、一つの色を塗り終えると色が滲まないように一日待って塗り重ねるという作業を積み重ねていくのだそうです。写真ではうまく伝わらなくて残念なのですが、とにかく色づかいが新鮮で、その感覚の瑞々しさに感心しました。
 Barbershopの演奏もステージ上では一見自由奔放に楽しそうに見えるけれど、実は計算しつくされたアレンジと徹底したリハーサルの積み重ねのたまものなのです。
 表現することは”絵”も“歌”も同じです。Frameworkも今日の作品のように素敵な“色”を感じてもらえるような演奏を目指して頑張ります。
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by ぽっぺん

daily | 02:56:49 | Trackback(0) | Comments(0)
電話のプッシュ音でトルコ行進曲
面白いのを見つけました。


そういえば携帯のプッシュ音を鳴らしている人を近頃ほとんど見かけませんね。

通勤電車の中で周りを見渡すと、たいていの人は新聞・雑誌・本を読む、音楽を聴く、携帯をいじる、DSをする、のいずれかです。若い人だけでなく最近はええ歳のおっちゃんまでが携帯でワンセグを見たりゲームをしていたりします。何か世の中全体が1分1秒でも退屈することが怖い(?)「退屈恐怖症」にかかったようです。

わたしは以前の職場まで片道40分ぐらいかかったので本を読むことにしていましたが、今の職場に変わって電車に乗っているのが20分そこそこになったので、たいてい“ぼーっ”としています。そんなときに考えがまとまったりアイデアが生まれたりすることも多いのですね。そんな時間が貴重に思える今日この頃です。

by ぽっぺん

funny topics | 10:34:06 | Trackback(0) | Comments(0)
Nero di seppia(イカスミペースト)
ikasumi_paste先日、同僚のAさんからイカスミペーストを頂きました。Aさんは私より7つか8つ年上で、仕事には人一倍厳しく、一見すると職人気質の頑固親爺なのですが、ふとしたことからたいへんなグルメであることが判明。うまいものには目がないぽっぺんとさっそく意気投合。うまいもの談義の中でパスタの話になり、その後昼休みにふいっと居なくなったと思ったらこのイカスミペーストを手に戻ってきました。なんでもパスタの話をしていたら急に食べたくなり、わざわざ輸入食品を扱う店まで行ってくれたとのこと。

「モンテベッロのイカスミペースト」はスペイン産。クレジットカードより少し大きいくらいの紙のパッケージの中に4gの小さいパックが2つ入って300円ぐらい。これで4人分。ちなみにパッケージの絵はパイナップルではなくて紋甲イカの仲間、ヨーロッパコウイカという種類だそうです。“seppia”はもともとはギリシア語で「甲イカ」のことだそうで、“nero”はスペイン語で「黒」、つまり“Nero di seppia”で「イカの墨」という意味。イカ墨やタコの墨から作られた黒茶色の絵具のことを「セピア(sepia)」といい、そこからセピア色が生まれたそうです。近世には記録等に使われていたようです(モーツァルトも「セピア」を使って楽譜を書いていたらしい)。そういえば谷川俊太郎の有名な詩に「ネロ」という犬のことを歌ったものがありますが、この犬の名は暴君「ネロ」ではなく、その美しい黒い毛並みから付けられたのかもしれません。

ikasumi_pastaさて、さっそくこいつを使ってイカスミパスタに挑戦。オリーブオイルでニンニク、タマネギ、イカを炒め、いったんイカを取り出し、白ワイン、スープを加えて煮込み、茹でたパスタとイカをこのソースにからめて完成。冷蔵庫にあった冷凍の残り物を使ったのでイカの量が少なかったのと、煮込みがちょっと足りなかったようでイカスミ独特のつやつやした“照り”が出せませんでしたが、お味の方はビックリするぐらいまろやかで上品。簡単で美味しい。オススメです。成城石井やイカリなど輸入食品を扱う店ならだいたい置いてありますし、ネットでも買えます。ビン入りのもありますが家では使い切りのこのサイズがいいと思います。

最後に注意事項。服に付くと洗濯してもなかなか落ちないので上品に行儀よく食べること。翌朝まっくろなウンチが出るけれど病気ではないので安心すること。それから食後の歯磨きを忘れずにね!

by ぽっぺん

gourmet | 02:57:47 | Trackback(0) | Comments(0)